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音楽を、かける。次のイヤホン、レイバンでよくない? カメラのないAIグラス Ray-Ban Meta Audio。大理石の台に置かれた黒とゴールドのフレームのグラスの表紙画像(LUQ編集部制作の生成イメージ)

LUQ編集部制作・生成イメージ

2026年9月25日時点の発表情報に基づく紹介記事です。実機の長期使用レビューではありません。

朝、メガネをかける。その一本で、お気に入りの音楽も聴ける。

出かける前にイヤホンを探したり、短い移動のためにケースを開いたりする。その小さな手間が、いつもの身支度に溶け込んだら。Ray-Ban Meta Audioに惹かれるのは、そんな生活が想像できるからだ。

最先端の機能を使いこなすことより、毎日自然に使えること。今回のレイバンは、その視点で見ると面白い。

いつものメガネに、音楽が加わる

Ray-Ban Meta Audioは、音楽やポッドキャスト、通話、音声AIに対応するオープンイヤー型のグラス。耳をふさがずに音を聴く設計で、カメラは搭載しない。利用には対応スマートフォンとMeta AIアプリとの接続が必要だ。[A][D]

LUQが注目するのは、メガネを日常的に使う人との相性だ。普段から顔にかけている道具が、音楽を聴く道具にもなる。新しい習慣を一から覚える負担が小さい。

たとえば、朝の支度をしながらポッドキャストを聴く。休日には、お気に入りのフレームを選ぶ延長で、その日の音楽も連れていく。身につけたいと思えることが、使い続ける理由になる。

Ray-Ban Meta Audio Clubmaster。黒とゴールドのフレームに、グリーンのレンズ(Meta公式画像)
Clubmaster(Shiny Black on Gold/Transitions® Graphite Greenレンズ)。画像:Meta公式ニュースルーム

顔にかけるものだから、見た目が大事

顔にかける道具は、性能表だけでは選びにくい。似合うか。服に合わせやすいか。鏡を見たとき、また使いたくなるか。

AudioにはClubmasterとBurbankの2スタイルがあり、度付きレンズにも対応する。公表重量は43g。[A]

ここで大切なのは、「43gだから誰にでも快適」と結論づけないこと。鼻への当たり方、耳の後ろの収まり、レンズとの組み合わせで、実際のかけ心地は変わる。

買うなら、いつもの服で試着したい。横から見た印象まで気に入る一本なら、電源を入れていない時間にも身につける理由がある。メガネとして選べることに、この製品の価値があると思う。

カメラを省いたことで、選び方が分かりやすい

「写真はスマホで撮る。メガネでは、音楽と通話を使いたい」。そんな人には、Audioの役割が分かりやすい。

撮影機能を使わない人にとって、カメラがないことは購入候補に入れる理由になり得る。一方、目線の映像を撮りたい人には、カメラ搭載モデルの方が用途に合う。

選ぶときは、自分が一日に何度使うかを想像してみる。毎日の音楽に使うならAudio。手ぶらでの撮影を楽しみたいなら別モデル。使いたい場面から選べば、名前や機能の多さに迷いにくい。

なお、カメラがなくても通話やAIにはマイクを使う。音声データの扱いは別に確認しておきたい。

Ray-Ban Meta Audio Clubmaster。透明感のあるオーキッドのフレームに、ルビー色のレンズ(Meta公式画像)
Clubmasterの別カラー(Transparent Orchid on Gun Metal/Transitions® Rubyレンズ)。画像:Meta公式ニュースルーム

イヤホンと、どちらが自分に合う?

この製品を選ぶ理由は、音を聴くための準備を日常の中で減らせることだろう。耳の中にものを入れる感覚が苦手な人にも、試してみる価値がある。

ただし、電車の騒音の中でも音楽に深く集中したいなら、遮音やノイズキャンセリングを重視するイヤホンも有力だ。オープンイヤーという仕組みだけで、騒がしい場所での聴きやすさまで保証されるわけではない。

試着時には、音量を上げすぎず言葉が聞き取れるか、近くの人にどれほど音が漏れるか、通話が聞きやすいかを確かめたい。音質の優劣を決めるには、実際の比較が必要だ。

「イヤホンを全部置き換えるか」より、「自分が音を聴きたい時間に合うか」。その問いの方が、買ったあとの満足に近づく。

日本ではいつ? 買う前に押さえたいこと

海外発表価格は349米ドルから。海外向けには2026年10月13日の出荷予定が案内されている。日本での展開は2027年の予定で、海外の出荷日を日本発売日とは扱えない。[A][B]

駆動時間は最大12時間、充電ケースによる追加分は最大48時間というメーカー公表値。音楽を連続で聴いた実測値ではなく、使い方によって変わる。[A]

日本向けの価格、対応するレンズ、利用できるAI機能は、国内案内を確認してから判断したい。特にMuseのAIグラスへの日本導入時期は未定だ。[B]

現時点では、将来追加されるAIへの期待と、音楽・通話用のメガネとして欲しいかを分けて考えると、選びやすい。

Ray-Ban Meta Audio Clubmaster。黒のフレームに、クリアレンズ(Meta公式画像)
クリアレンズのClubmaster(Shiny Black)。画像:Meta公式ニュースルーム

LUQの見方:毎日使いたくなる一本か

欲しくなる理由は、「メガネでこんなことまでできる」という驚きだけではない。

朝に選んだ一本を、そのまま一日の中で使える。音楽のために道具を取り出す回数が減る。その便利さが、自分の好みのフレームに入っている。

メガネをかける時間が長く、音楽や音声番組をこまめに楽しむ人には、生活に入る余地の大きい製品だと思う。

まずは鏡の前で似合うかを確かめ、次にいつもの曲を流してみる。その両方に納得できたら、Ray-Ban Meta Audioはかなり気になる一本になる。

あわせて読みたい:映画館を、かける。Meta VR Glassesで考える「テレビを置かない贅沢」

参考資料(2026年9月26日に確認)

[A] Meta「Introducing Ray-Ban Meta Audio and More AI Glasses Styles」(Meta公式ニュースルーム、2026年9月23日(米国時間)公開)

[B] Meta「Meta Connect 2026: 発表内容」(Meta日本公式ニュースルーム、2026年9月24日公開)

[D] Ray-Ban「Ray-Ban Meta FAQ」(Ray-Ban公式サイト(米国)、2026年9月26日確認)